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人は何のために生きるのか

人は、何のために生きるのか?
そして、なぜ死なないといけないのか?
 
こんなことを一度でも考えたことがある人は、
少なからずいるのではないでしょうか。
 
 
日本人の平均寿命は2016年現在、女性87.14歳、男性80.98歳と、
多くの人は80年以上、生きることになります。
 
これを長いと考えるか、はまたま短いと考えるかは、
人それぞれだと思いますが、
「死」はどの人にも必ずやってきます。
 
そして死が迎えにくるまでは、何十年も生きなくてはなりません。
 
 
では、なぜ死ぬと決まっているのに、人は生きるのでしょうか?
 
なぜ、永遠に生き続けることができないのでしょうか?
 
 
それは、死という終わりがあるからこそ、
人はそれに向けて様々な経験や体験をしながら、
必死に生きることが出来るから、なのではないでしょうか。
 
 
もしも死ぬことがなければ、
永遠に生き続けることができれば、
人はどのように生きるのでしょうか?
 
死ぬことがない人生は、まるで、
ゴールのないマラソンを走らされているようなもので、
ひたすら走り続けるだけです。
 
そんなの、ただつらいだけで、何も面白くないですよね。
 
おそらく、何かを達成しようという意思がなくなるでしょうし、
生きていること、生かされていることに対して、何も感じなくなり、
ただただ、徒に生きているのみに、なってしまうでしょう。
 
 
また、そもそも「死」という概念がなければ、
「生」という概念も生まれないでしょうから、
命の誕生に対する喜びや、死に対する恐怖もなく、
生命に対する尊厳や畏敬の念がなくなってしまいます。
 
そうすると社会が無法地帯に陥ったり、
無味乾燥な味気ないものに、なってしまうかもしれません。
 
 
要するに、「死」という終わりがあるからこそ、
人は「生」を尊重して敬い、
限りある命を全うしようとするのです。
 
 
生きていくうえで、楽しいことや喜ばしい出来事だけでなく、
辛かったり、苦しかったりする出来事もあるでしょう。
 
特につらく苦しい出来事に直面した場合、
自分は何のために生きているのだろうかと、
立ちすくんでしまうことも、あるかもしれません。
 
 
ですが、そんなときこそ思い出してください。
 
わたし達の命は、限りあるものであり、
だからこそ、喜びも悲しみもあるのだと。
 
そして、楽しかったりつらかったりする人生だからこそ、
人生は面白いのだと。
 
 
どうせ、どう頑張っても、
100年くらいしか生きられないのです。
 
何十億もある宇宙の歴史から、100年なんて一瞬です。
 
だったらせめて、その一瞬の命を
走り抜けてみては、どうでしょうか?
 
 
あなたは、何のために生きるのですか?
 
そして、どんな面白い人生を生き抜くのですか?