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Kalafina分裂騒動から見る、人を動かす方法

個人的に衝撃的なニュースが飛び込んできたので、
そこから感じたことを書いてみます。
 
 
 

Kalafina分裂!?

こちらの記事には、人気ボーカルユニットの”Kalafina”が、
プロデューサー梶浦由記の所属事務所退社、独立により、
梶浦氏不在のまま活動を続けることになってしまい、
そのことに疑念を抱いた一部のメンバーが脱退し、分裂することになった、
という旨の内容が書かれています。
 
 
果たして、この記事の真偽は分かりませんが、
Kalafinaは、私が学生時代からのファンであり、
ライブに何度も参加した、とても思い入れのあるグループなだけに、
もし本当に分裂することになるなら、
もう3人が揃った歌声が聴けなくなってしまうかもしれず、
個人的にとても残念に思います。
 
 

さて、このニュースについて、もう少し調べてみると、

そもそもの発端である、梶浦氏の事務所退社の原因は、
彼女を育ててくれた恩人であるプロデューサーが
事務所を退社したことによるものだと書かれた記事がありました。
 

アニメ業界で事務所トラブル 梶浦由記氏退社、カラフィナも活動休止へ 20億円超の打撃― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 

こちらも、詳しい事情の真偽は分かりませんが、
私が2つの騒動から思ったのは、
「人を動かすのは、人である」ということです。
 
 

 人はどのように行動するのか

もし記事が正しいのなら、
梶浦氏は恩人であるプロデューサーの事務所退社によって、自身も所属事務所退社し、
またKalafinaも、自らをプロデュースしてくれた梶浦氏の事務所退社によって、
一部のメンバーが脱退を決めました。
 
 
人は合理的には行動しない生き物であり、
他者からの恩や義理といった、
なかなか目には見えないものを大切にする傾向があります。
 
特に日本人は、その傾向が強いのではないでしょうか。
 
 
なので、もし自分が困った時に助けてもらえるかは、
その人が普段からどうのように振る舞い、行動してきたかが重要となります。
 
もし人からの信頼を大切にし、様々な貢献をしてきたならば、
きっと多くの助けを人から得られるでしょう。
 
しかし、自分だけが良ければそれでいい、他人への影響なんて関係ないと、
利己的な考えによって、行動してきたならば、
いざ自分がピンチに陥った時、
誰からも手を差し伸べてもらえないかもしれません。
 

 彼女たちには音楽活動をこれからも続けて欲しい

今回の騒動では、梶浦氏もKalafinaのメンバーたちも、
各所様々への影響を考慮したうえでの判断だと思います。
 
事務所に残るのが正しいのか、あるいは退社するのが正しいか、
もちろん、正解なんてありませんし、
外部の人間がどうこう言えるものでもありません。
 
ただ私としては、彼女たち自身の判断が、
それぞれにとってのベストな形に落ち着くのを願うばかりです。